これまで温泉療法というのは「補助的な役割」というとらえ方が一般的でした。たとえば肩の痛い人がいます。その人に病院では痛み止めや湿布を処方したり、温めることを勧めます。通常はそれで痛みも消え、症状がよくなります。それと比較して「温泉に入ったらもう少しは早く治る」こんな考えが主流でした。そうでなければ、わざわざ温泉まで来る必要はありません。
私の観点は、そうではなく、これから温泉医学が伸びていくためには「温泉でなければ治らない病気というものを、まず選定しなければならない」と考えたのです。それが「温泉医学の絶対的適用」と「温泉医学の比較的適用」の違いです。
たとえば東京都内の病院でも治療できるような病気を、なぜ鳥取の三朝まで行って治さなければならないか?その根拠が必要です。こう考えたとき、温泉医学の絶対的適用となる病気として、肺気腫や難治性の喘息などの呼吸器疾患であったわけです。
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三朝医療センター |
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