
一大温泉地帯の入口、
熱海の駅前にある足湯。 |

熱海の街中にある共同浴場の一つ。 |
伊豆半島は日本でも有数の温泉地帯であるが、伊豆という地名の語源は、一説には「湯が出ず(いず)=出る」から来ているという。地名というのは古いものだから、有史以前から伊豆にはたくさん温泉が湧き出ていて、そうした場所が知られていたことに間違いはないだろう。
熱海という地名も、そうなると「熱い海」「あたたかい海」からきていることは簡単に想像ができる。大和時代の頃に、熱湯が海の中から噴き出して、魚介類がたくさん死んだという言い伝えが、やはりあるそうだ。同じ富士火山帯に属する伊豆諸島でも、火山の噴火があるくらいだから、熱海の近海でマグマに熱せられた温泉がたくさん噴き出してもちっとも不思議ではない。
熱海の地形を見ると、3方を山に囲まれて、海岸線の傾斜は急で、ところどころ断崖になっている。こうした地形も、かつてこの地に火山があったことの名残りだろう。今はそれが、熱海を温泉と風光明美の地にしている。

地下深くから温泉水を汲み上げる温泉井も
街中に見ることができる。 |
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