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体にも心にも医学的な効果がある温泉。けれども、むちゃな入り方をするとかえって体を壊すこともあるのです。薬と同様に温泉も使用上の注意も守って利用することが大切です。 |
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温泉場への到着直後、食後や飲酒直後の入浴は避けて、1時間ほどの休憩をとります。そして入る前にまず行なうのが入念な「かけ湯」です。かけ湯は衛生上の問題だけでなく、体をお湯の温度に慣らすためにも重要なのです。体の末端から上に順番に何度もお湯をかけましょう。さらに最後に頭からお湯をかぶることが大切なポイントになります。10〜20杯もかぶるとお湯に入るための十分な準備運動がわりになります。冬場や熱い温泉では特に頭からかぶることを励行しましょう。湯舟にはゆっくり静かに入りますが、まずおへその少し上までお湯につかる「半身浴」が体に無理のかからない入り方です。特に心臓や肺などが弱っている人には必要になります。 |
半身浴でしばらく湯につかったら、手足をゆっくりと伸ばして湯舟のふちを枕にする姿勢で体を浮かせるようにします。入浴中に手足をこまめに動かすことによって筋肉のポンプ作用が働き、いっそう血行がよくなります。しかし、長時間の入浴は血圧の変動と心拍数が急上昇するので、危険な場合があります。1回の入浴時間は額に少し汗をかく程度が適当です。またせっかく来たのだからと1日に何回も入浴するのも良くありません。1日に3回までとしましょう。入浴後は静かに休んで、水分を補給します。
上がってすぐに自動車を運転するのも良くありません。温泉旅行は余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。 |
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温泉には、疲労やストレスを取り除く「休養」の機能と、長期間の滞在によってさらに健康の維持と増進をはかる「保養」の機能があります。休養は1〜3日くらい、保養は1週間かそれ以上の時間が必要とされています。また温泉病院などで医師が慢性疾患に対処する「医療」も温泉の大切な機能です。
これら3つの機能を合わせた健康づくりが「温泉療養」とされるものです。そしてこの温泉療養の指導をするのが「温泉療養アドバイザー」と呼ばれる人たちです。温泉療法医をはじめとして温泉利用指導者、栄養士、看護師などの専門家たちが安全で効果的な温泉の利用法をアドバイスしてくれます。温泉宿によっては、これらの専門家たちに相談できるところもありますから、特に医療的な効果を求めたい人にはおすすめです。 |
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