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第1回「炭酸泉」
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第1回のお題「炭酸泉」
〜プチプチとしたはじける清涼感〜炭酸分を含有する温泉 〜
「きき湯」誕生のきっかけにもなった長湯温泉に代表される「炭酸泉」。炭酸といえば清涼飲料、という方も多いのでは? 浸かれる炭酸もあるのですよ!!
体中に気泡が付着する
各地の温泉で「炭酸泉」という泉質の温泉がありますが、これは炭酸飲料のように温泉の成分に炭酸泉を含有して湧出しているもので、たいへん珍しいものです。
炭酸泉は非常に使い方が難しく、循環や加熱をすると炭酸成分が消えてしまいます。さらに分析表上では炭酸泉になっていても、43度以上の温度があると、湧出直後にシューという音とともに気化してしまい、温泉の中の残留成分が少なくなります。また鉱泉の場合も加熱の際に気化してしまいます。
その中で40度前後のヌル目の温泉の場合は浴槽中でも炭酸分を良く含有し、入浴したときに炭酸の清涼感が味わえます。
炭酸成分の含有率で日本1位の記録は、分析表上では7909mgの岐阜県の
湯屋温泉の合掌苑
ですが、10度台の鉱泉で、残念なことに加熱で消えてしまっています。
しかし、源泉では大量の炭酸とともに間欠的に湯が湧出しています。4004mgの含有量で日本2位の青森県の
みちのく温泉
は、高温のために湧出口で炭酸が抜けていて、浴槽では少なくなっています。また、第3位の頓原温泉(3146mg)も加熱のため少なくなっています。
岐阜県 湯屋温泉「合掌苑」
炭酸泉 灰沢温泉
実際の感触的な順位でいうと、以下にあげるような温泉が湯の中に炭酸の清涼感が良く残っていると思います。
第4位の島根県の
小屋原温泉
(3100mg)
大分県の
長湯温泉の「ラムネ湯」
(約2400mg、最高値は第5位2970mg)
福島県の
大塩温泉
(第6位2856mg)
和歌山県の
花山温泉
(第7位2588mg)
和歌山県の
本町温泉
(1979mg)
宮崎県の
コスモス温泉
(417mg)
紀の島温泉
、
サンヨーフラワー温泉
青森県の
森田温泉
(431mg)
などは湯の中に炭酸清涼感が残っています。
また長野県木曾谷一体には炭酸泉が多数湧出しており、
代山温泉
(2260mg)
灰沢温泉
(2193mg)
釜沼温泉
(1645mg)
など高い含有量の炭酸泉があります。入浴したときは、一旦冷える感触がありますが、温度もあるという不思議な清涼感です。
第5位 長湯 ラムネ温泉
第6位 大塩温泉
第5位 長湯温泉
第4位 小屋原温泉
なお以上に挙げた炭酸泉は食塩または重曹を一緒に含有していることが多く、成分的には濃厚で含炭酸食塩泉や炭酸鉄泉がほとんどで赤褐色になるこことがほとんどです。
しかし大分県の
阿蘇野白水温泉
(1965mg)は炭酸以外の成分がほとんど無く、炭酸のみ含む純水に近いものです。欧州で飲料水として売られているような、綺麗な炭酸水が大量に湧出していて国内では珍しい鉱泉です。
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