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HOME 温プロライブラリ 郡司勇の「お題別マニアック温泉」 第5回「濃厚な強食塩泉 7選」
郡司勇の「お題別マニアック温泉」
郡司勇の「お題別マニアック温泉」
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第5回のお題「濃厚な強食塩泉 7選」
〜食塩泉のうち成分総計の多いものの順位 〜

 温泉法では1リットル中に1グラム以上の溶存成分があると、塩類泉として温泉に規定されます。全国の温泉分析表を記録していると、中には成分総量が非常に多いものがあることがわかります。実は溶存成分温泉のほとんどは食塩泉なのです。
では、成分の含有量はどの温泉が一番でしょうか? 1リットル中の溶存成分が15グラムを越えると強食塩泉と命名されますが、その中でもどの温泉が成分の含有量が多いのか番付をしてみました。
秘湯多し、絶景と共に楽しめる川の湯
 1位は山形県の月山温泉(1リットル中の溶存成分総計99.3グラム、以下すべて1リットル中)です。
 2位は有名な有馬温泉です。(銀水荘源泉73.8グラム)(天神源泉は62.1グラム)日本では有馬の温泉が入浴できる温泉で一番濃厚な強食塩泉です。源泉100%だと、頭を浴槽の縁に載せると身体に浮遊感があります。(ちなみに、イスラエルの死海は300グラムを越えており、完全に身体が浮きます)有馬は鉄分も多く真っ赤に濁り、赤さの濃い温泉でも全国屈指の部類でしょう。また、すぐ近くに清澄な炭酸泉が湧出しているのも不思議です。
 3位は北海道にある998温泉の50.4グラムです。薄褐色の色で、浴槽に湯の成分が付着していて存在感があります。ここの一番の特徴は驚異的に析出物が成長することです。湯を流しているパイプはすぐ大理石のような白い析出物で詰まってしまいます。その析出物に仏像の顔を彫刻したものが飾ってありました。
 4位は同じく北海道にある今金温泉(総計47.1グラム)です。ここの湯は綺麗な透明ですが、わずかに黄味がかっています。しかし入浴すると強食塩泉のピリピリ感を感じ、身体にガツンと来る感じがします。
 5位は有馬温泉近くの宝塚温泉(総計45.8グラム)です。有馬と同系の赤い強食塩泉です。
 6位は病院で利用されていて一般には開放されていませんが、大分渕野病院温泉の44.9グラムです。
 7位は周囲に炭酸泉や単純泉などの多い只見川沿いの只見温泉の44.06グラムです。
次は新潟の越の湯39.2グラムや和歌山の本町温泉39.1グラムなどがありますが、30グラム台になると数多くの温泉があります。
どの温泉も鉄分やカルシウム、マグネシウム、重炭酸や臭素を含むもので、強い個性を持っています。一部を除き赤い湯が多いことも特徴です。

1リットル中の溶存成分総計

第1位
月山温泉(山形県)(99.3グラム)
第2位
有馬温泉(73.8グラム)
第3位
998温泉(50.4グラム)
第4位
今金温泉(47.1グラム)
第5位
宝塚温泉(45.8グラム)
第6位
大分渕野病院温泉(44.9グラム)
第7位
只見温泉(44.06グラム)

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