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HOME 温泉トリビア 第7回
温泉トリビア/知っているようで知らなかった温泉にまつわる無駄(トリビア)な知識がいっぱい。これであなたも温泉名人と呼ばれるかも。
次回の温泉トリビアを読む
温泉トリビアその19
最近よく聞く「スパ」ってなに?

最近よく耳にする「スパ(spa)」という言葉。これはイギリスで生まれた言葉で温泉を示し、語源は「湧き出る」という意味のラテン語にあります。ところがアメリカでは温泉プールやエステ、マッサージなどを併設した複合施設を意味することに使われ、イギリスでの「spa」の指す意味とはかけ離れてしまいました。日本でもアメリカにならい、温泉に限らず大型レジャーランドやリラグゼーション施設などで使われることも多いようですね。
 ちなみにアメリカでは本来の温泉は「hot springs」。フランス語では「bain」(バーン)、イタリア語では「bagno」(バーニョ)「bagni」(バーニ)あるいは「therme」(テルメ)、ドイツ語圏では「bad」(バート)「baden」(バーデン)などと呼ばれています。
 海外旅行をされるおり、こんな地名があったらぜひ立ち寄ってみてはいかが?各国の温泉文化に触れる思いがけない発見もありそう。また日本の温泉施設でも「○○バーデン」「テルメ○○」のように、ネーミングに織り込まれているところもありますよ。


温泉トリビアその20
お坊さんは案外おしゃれ?

「仏説温室洗浴衆僧経」(ぶっせつうんしつせんよくしゅそうぎょう)という仏教の経典では、なんと入浴の7つ道具(!)を記しています。これを「七物」(しちぶつ)といい、七物を用いれば、煩悩や垢が体から離れ、七病を防ぎ、七福を得るといわれています。
 七物とは、「然火」<ねんか>(薪)、「浄水」<じょうすい>(清い水)、ここまでは当然としても、「操豆」<そうとう>(小豆の粉 体を洗うのに用いる)、「蘇膏」<そこう>(牛や羊の脂からつくった滑らかな油脂)、「淳灰」<じゅんかい>(粒子の細かい灰)、「楊枝」<ようじ>、「内衣」<ゆかたびら>(湯帷子・・当時は全裸ではなく湯浴着を身につける習慣がありました)。
 「蘇膏」や「淳灰」は石鹸の原料なんですよね。期せずして石鹸を自分達で作っていたという訳です。当時からこんな知識があったなんて驚きですね。優れた入浴グッズがなかった当時でも、工夫をして丁寧に入浴していた様子がうかがえます。今ならさしずめ、ボディーソープで洗い、ローションを塗り、歯も磨き・・・バスタイム満喫派?


温泉トリビアその21
日本初の新婚旅行は温泉めぐり

日本で初めての新婚旅行にでかけたのは坂本竜馬と妻のおりょうだった、という話はよく耳にします。
 二人は船で、当時親密であった西郷隆盛ゆかりの地、鹿児島へ向かいますが、この1ヶ月ほど前、竜馬は、京都の寺田屋旅館で幕府側と思われる者の襲撃に遭い深手を負っていました。その傷の療養も兼ねて、というのが、この旅行のもう一つの目的だったのでしょう。
 鹿児島入りした二人は、城下から天降川(あもりがわ)沿いにすすみ、日当山(ひなたやま)温泉で一泊しています。この日当山温泉行きは西郷隆盛が奨めたともいわれています。そして、新川 渓谷を下って、塩浸(しおひたし)温泉を目指しました。
塩浸温泉の泉質は重炭酸土類泉で、当時から傷によく効き、鎮静効果があるといわれていました。
 竜馬の傷は、温泉のお陰もあり順調に癒されましたが、後に竜馬と西郷は袂を分かつことになり、その一年半後、竜馬は盟友中岡慎太郎とともに京都で暗殺されました。

 
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