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HOME 温泉トリビア 第8回
温泉トリビア/知っているようで知らなかった温泉にまつわる無駄(トリビア)な知識がいっぱい。これであなたも温泉名人と呼ばれるかも。
次回の温泉トリビアを読む
温泉トリビアその22
日本の近代温泉の祖は外国人。その名もベルツとヘールツ

温泉の本をひもとくとこの名前をよく目にします。音は似ていますが別人です。
ベルツはドイツ人で、明治9年、東京医学校(現在の東京大学医学部)の教師として来日しました。ベルツは温泉博士としても知られ、草津、熱海、箱根、伊香保などの温泉開発を指導しました。
この「温プロ」の「温泉博士が語る基礎知識」にも登場する、草津温泉の「時間湯」などを海外にも紹介しました。ベルツの構想は母国ドイツのクアハウスをイメージしたもので、発汗浴、冷水浴などの各種浴場や体操室、娯楽室までも備え、医師を常駐させるという、壮大なものでした。
また、ヘールツは明治2年に来日した薬学者で、長崎府中医学校の理化学教師に赴任、のち明治政府の医務局長に就任し、輸入薬の検査などを行いました。ヘールツは同時に鉱石分析も行っており、その研究成果を「日本温泉案内」「日本温泉考」という本にまとめています。これには温度、成分、効能、適応症などが記されており、まさに現代の成分表の礎ともいえます。


温泉トリビアその23
温泉は珍名のオンパレード

日本全国の温泉地名には、難読な地名がたくさんあります。しかし、読めなくても漢字を見るだけで、その温泉の由来が彷彿とされ、強く印象に残ります。
微温湯(ぬるゆ)温泉(福島県)、酸ケ湯(すかゆ)温泉(青森県)、鹿教湯(かけゆ)温泉(長野県)、温泉津(ゆのつ)温泉(島根県)、塩浸(しおひたし)温泉(鹿児島県)、湯穴(つあな)温泉(宮崎県)、伊豆半島の大滝(おおだる)・七滝(ななだる)温泉など、たくさん出てきます。
あなたはどのくらい読めましたか?どれも、なんとなく、その泉質や湯の雰囲気、由来、ロケーションなどをイメージすることができ、想像力を膨らませるにはうってつけ、ユニークで楽しいものですね。昔の人は案外ネーミングが上手、名コピーライターともいえます。


温泉トリビアその24
日本の温泉の数は世界一?

現在日本で環境庁に登録されている温泉の数は2,400以上とも言われており、これに届け出のない個人所有のものや、掘削中のものを加えると倍以上の数があることが予想されます。
韓流で注目のおとなり韓国も温泉ブームですが、まだ300程度。温泉先進国といわれるドイツでも200を超える程度、ビシーなどで有名なフランスでも100程度です。
なんでこんなに差があるのか?やはりそれはひとえに日本人の温泉好きから来ていると思われます。
たとえばアメリカ、ロシア、中国など、広大な面積を持っている国では、おそらく掘削をすればあっという間に日本の数を超える温泉が噴きだすでしょう。温泉好きの私たちにとってはもったいない話に聞こえますが、「湯に浸かる」入浴が好きな日本人に比べ、彼らはシャワーや軽くお湯をかける入浴方法がメインであり、あまり「温泉事業開発」に積極的でない、というのが本音のところのようです。

 
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