温泉用語集

上がり湯
お風呂から出るとき(あがるとき)にかける湯そのものをさす場合と、温泉などではその設備そのものをさす場合があります。また温泉成分の濃い温泉の場合、浴槽内の湯と同じ湯では体や髪を洗うのには不向きな場合もあることから温泉ではない井戸や水道からくみ上げた湯を蛇口や別の浴槽で用意することがあり、それを上がり湯ということもあります。
足湯
足だけをお湯につける入浴方法で、着衣のままベンチのようなものに座って利用するものもあれば、銭湯や温泉で浴室内に浅い浴槽と座る場所が用意されていることもあります。最近では温泉地の立ち寄り湯などにもよく見られます。

イオン
物質を小さく砕いて、その特性を失わない最小の微粒子を「原子」といいます。イオンはこの原子が正(プラス)または負(マイナス)の電気を持った状態をさします。
飲泉
文字通り温泉を飲むことです。日本よりドイツやフランスで一般的です。ダイレクトに温泉水を体内に入れることで胃腸や肝臓などへの働きかけが顕著になるといわれています。直接口から摂取する方法ですから闇雲にするのではなく、必ず、用法を守り、できれば専門家に相談して利用しましょう。

打たせ湯
湯を滝のように高いところから落下させて、それを肩や首筋背中などにあてる入浴方法です。

温泉
日本では、温泉は「温泉法」という法律によって定義されています。温泉法によれば温泉とは「地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。)で、別表に掲げる温度又は物質を有するものをいう。」とされています。ここでいう別表とは、1.温度(温泉源から採取されるときの温度とする。温泉源とは未だ採取されない温泉をいう。)25度以上。2.物質(以下に掲げるもののうち、いずれか一つ以上。)ということです。物質の一覧表はこちらから。
温泉たまご
温泉水を利用して作られたゆで卵。普通のゆで卵は白身が先に固まり、黄身が半熟のこともありますが、温泉卵はこの反対。黄身が約65度、白身が約70度で固まりはじめる性質を利用し、ちょうど中間の67〜8度の温泉水に卵をつけることで黄身は固まりつつ、白身は完全には固まらないという、独特のとろーりとした状態をつくっているのです。
温泉分析表
温泉法では、温泉水を共用の浴用または飲用に供する場合、利用施設の見やすい場所(廊下や脱衣所、浴室内など)に温泉水の成分、禁忌症、利用上の注意を掲示しなければならないと規定しています。その掲示表を一般には、温泉分析表と呼んでいます。
温泉療法
温泉水や天然ガス、蒸気、また泥や砂などの物質、さらには温泉地の気候要素を含めて医療に利用すること。実際には、温泉水に浸かるだけでなく、温泉を飲む飲泉、運動療法やマッサージ、食事療法なども取り入れた複合的な療法として行われています。
温泉療法医
温泉療法医と認定されるには、有限責任中間法人日本温泉気候物理医学会会員歴3年以上で、温泉療法医教育研修会の全課程を修了することが必要です。